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現代病のひとつともいえる生活習慣病にはさまざまな病気がありますが、その中でも特に有名なものとして「糖尿病」があります。
糖尿病とは簡潔に言えば、血液を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。
血液中のブドウ糖の多さは「血糖値」という名称で呼ばれ、この血糖値が高い状態が続くことでさまざまな症状を引き起こします。
また、黄色人種は血糖値を下げるホルモンを分泌する能力が低いため、軽度の肥満であっても糖尿病になりやすく、他の人種に比べて日本人は糖尿病になる人が多くなっています。
また、一口に糖尿病といっても1型糖尿病や2型糖尿病など、いろいろな種類があります。
1型糖尿病は、体を細菌やウイルスなどから守る免疫機能が異常を起こし、膵臓のβ細胞と呼ばれる細胞を攻撃し、破壊してしまうことで発症します。
膵臓のβ細胞はインスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンを分泌する機能を持っています。
このβ細胞が免疫に攻撃され破壊されることでインスリンが体内で分泌されなくなって、血糖値を下げられずに高い状態が続くのが1型糖尿病です。
症状としては口の乾きや多飲、多尿や体重減少などがあらわれやすくなっています。
この1型糖尿病が免疫機能の異常で起きるということはハッキリしていますが、免疫機能に異常が起きる原因は解明されておらず、遺伝的な要因やウイルス感染などが要因として考えられています。
2型糖尿病は、糖尿病患者の9割以上を占めている種類の糖尿病です。
こちらの糖尿病は遺伝的な要因によってインスリンの分泌が少なかったり、生活習慣の乱れで血糖値を下げるホルモンに対する感受性が低下したりすることで発症します。
その結果、血糖値を下げるインスリンの作用が十分に発揮されずに血糖値が高い状態が長期に渡って持続して、さまざまな合併症を引き起こすようになります。
生活習慣などが大きく影響する病気であるため、中高年で発症することが多いという特徴があります。
妊娠糖尿病とは1型や2型の糖尿病とは違うタイプの糖尿病です。
妊娠中はインスリンに対する感受性を低下させるホルモンが胎盤から分泌されることで、必要となるインスリンの量が増えるのに対し、十分にインスリンを分泌することができずに血糖値が上昇することで発症します。
こちらの妊娠糖尿病は、妊婦だけでなく胎児に対しても影響を及ぼし、治療をしなかった場合は妊婦や胎児の健康にリスクが生じたり、胎児の死亡リスクが高まってしまいます。
糖尿病になってしまった場合、一体どのような症状があらわれるのでしょうか?
どのようなタイプの糖尿病でも初期では何も症状はありません。そのため、糖尿病に気づかずに、症状があらわれるほど進行してから気づくケースも珍しくありません。
糖尿病が進行してあらわれる症状としては、喉の渇きや多飲、多尿や立ちくらみ、倦怠感などがあげられます。
ですが、これらの症状自体が日常生活に大きな支障をきたすといったケースはそこまで多くありません。
糖尿病は上記のような症状よりも糖尿病が引き起こすさまざまな合併症の方が怖い病気となっています。
糖尿病はさまざまな合併症の原因となっています。
糖尿病の三大合併症といわれているのが下記の3つです。
糖尿病性網膜症は失明のリスクがあり、日本では緑内障に次ぐ失明の原因となっていますし、糖尿病性胃腎症は人工透析が必要となる原因の1位となっています。
失明や人工透析は日常生活に大きな支障をきたし、生活環境を大きく変えてしまいます。
また、上記の三大合併症だけでなく心筋梗塞や脳梗塞、壊疽や糖尿病ケトアシドーシスなどの合併症を引き起こすこともあります。
さまざまな怖い合併症のリスクがある糖尿病だからこそ適切に治療を行うことが大切です。
そんな糖尿病を治療する方法の基本となっているのは、糖尿病の原因となっている食習慣の改善や運動習慣を取り入れたりする生活習慣の見直しが基本となります。
その上で、高くなっている血糖値を下げるために、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促す薬やインスリンの作用を高める薬などを投与する薬物療法が併用される場合もあります。
ただし、この治療法は2型糖尿病に対しての基本的な治療法であり、インスリンの分泌そのものができない1型糖尿病に対しては生活習慣の改善の前にインスリンそのものの投与が基本となります。
糖尿病を治療するための投薬治療ではインスリンの分泌を促したり、インスリンの作用を高めたりといったさまざまな種類の治療薬が用いられます。
そこで、ここからは糖尿病の治療に用いられるそれぞれの種類の治療薬の中から代表的なものを紹介していきたいと思います。
糖尿病の治療に用いられる治療薬の中でもインスリンの分泌を増やす作用をもったものとして「レパグリニド」があります。
有効成分のレパグリニドが血糖値を下げるホルモンのインスリンを分泌している膵臓のβ細胞に作用することで、β細胞からインスリンの分泌量を増やすことによって、血糖を下げある効果を高めて、高くなっていた血糖値を下げます。
レパグリニドを配合した代表的なものとしてはシュアポストやレパグリニド錠のほか、海外ではノボノームもあります。
糖尿病の治療薬には、血糖を下げるホルモンの働きをよくする「メトホルミン塩酸塩」を配合した治療薬もあります。
メトホルミンは糖が肝臓で新しく作られるのを防ぐ作用があります。この作用によって、糖が作られるのを防いで血糖値が高まるのを抑えてコントロールします。
代表的な治療薬としてはメトグルコやガルバスメット、ジャヌメットなどがあります。
メトホルミンを配合した糖尿病治療薬には、国内処方されているものから海外だけで処方されているもの、ジェネリックなど幅広い種類があります。
糖尿病の治療薬の中には、血糖値を下げるホルモンの働きを高めたり分泌を促したりする種類以外に、糖の吸収そのものを遅くすることで血糖の急な上昇を防いでコントロールする治療薬もあります。
こうした治療薬の有効成分にはボグリボースが配合されていたりします。
このボグリボースを配合した治療薬は食べた食事の糖分を分解するのを遅らせます。糖分は分解されて小さくなることで腸から吸収されるので、分解するのが遅れると糖の吸収も緩やかになります。
そのため、食後に一気に血糖値が高まることを防ぎます。
このボグリボースを配合した治療薬にはベイスン錠やボグリタブ、ボグリボースなどがあります。
糖尿病を治療するための治療薬には食事の後にインスリンを増やして血糖をコントロールするようなものもあります。
こうした治療薬の成分としてシタグリプチンリン酸塩水和物を配合しています。
通常、人は食後に血糖値が上昇します。シタグリプチンリン酸塩水和物はこの食後に血糖値が上昇するというのを抑える作用を持っています。
これによって血糖をコントロールすることで糖尿病を改善します。
このシタグリプチンリン酸塩水和物を配合した治療薬として代表的なものにジャヌビアやグラクティブなどがあります。
ここからは、実際に糖尿病の治療薬をさまざまなランキング形式で紹介していきたいと思います。
最初に紹介するのは糖尿病治療薬の総合ランキングになります。
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | メトグルコ ジェネリック | ボグリボース | スターシス ジェネリック | ノボノーム | ガルバス |
| 商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格 | 2,660円~ 1箱100錠 | 3,860円~ 1箱30錠 | 8,700円~ 1箱200錠 | 4,360円~ 1箱30錠 | 9,800円~ 1箱30錠 |
| 特徴 | コスパ、効果ともに評価が高い糖尿病治療薬 | ベイスンのジェネリック医薬品 | 国内処方されているスターシスのジェネリックで信頼性も高い | 食後の高血糖を抑制するシュアポストのジェネリック療薬 | アクトスのジェネリック |
総合ランキング1位となったのはメトグルコ・ジェネリックでした。
こちらはコスパ、効果などさまざまなポイントで高い評価を得ています。また、1箱あたりの錠数も多いのも人気の要因となっています。
2位になったのは国内処方されているベイスンのジェネリックであるボグリボースです。
3位以降も国内で処方されている糖尿病治療薬のジェネリックが続く形となっています。
糖尿病治療薬の1錠あたりのコストを算出してランキングにしたものがこちらです。
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | ダオニール | オイグルコン ジェネリック | メトグルコ ジェネリック | スターシス ジェネリック | グリナイズXL |
| 商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 1錠あたりの価格※ | 16円~/1錠 | 20円~/1錠 | 26円~/1錠 | 43円~/1錠 | 45円~/1錠 |
| 特徴 | 驚異の1箱600錠で買い足しの手間も少ない | 100錠単位で購入できる | 国内でも使われ、安心して使えて安価 | 食後血糖を抑える糖尿病薬 | 海外で承認されているグルコトロールのジェネリック |
※2024年10月時点での価格
1錠あたりの価格ランキングの1位に輝いたのはダオニールでした。
1錠あたり16円と2位と大きな差をつける圧倒的な安さを誇っています。
2位のオイグルコン・ジェネリックも1錠あたり20円と安価で、100錠単位でまとめ買いも可能となっているため、ある程度の量は欲しいけど、大量には必要ないという時に役立ちます。
3位は1錠あたり26円のメトグルコ・ジェネリックがランクインし、4位から更に差が大きく開いて1錠あたり43~45円となる結果になっています。
価格の安さよりも評価の高いものを選びたいという方は少なくありません。
糖尿病治療薬の評価の高さでランキングにしたものがこちらです。
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | ボグリヒールM | ダパリル | ノボノーム | スターシス ジェネリック | グリベンクラミド |
| 商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格 | 5,060円~ 1箱30錠 | 2,360円~ 1箱10錠 | 4,360円~ 1箱30錠 | 8,700円~ 1箱200錠 | 5,460円~ 1箱100錠 |
| 特徴 | 食後に血糖が急上昇するのを抑えるベイスンのジェネリック | 1型、2型どちらの糖尿病にも使われる糖尿病薬 | 国内処方のシュアポストのジェネリック | 即効性の高く、食後の血糖上昇を抑える糖尿病薬 | 多くの人に使われるオイグルコンのジェネリック |
最も高い5という評価を得ているのがボグリヒールMです。
それに続く形で4.7の評価を獲得して2位となったのはダパリルで、3位は評価4.5のノボノームという結果になっています。
4位と5位はどちらも評価4.4となっており、いずれも高い評価を得ています。
クチコミ総数が少ない場合は評価が高くなってしまうケースも多いため、最も評価の高いものを選ぶ場合は評価の高さと共にクチコミの数にも注目しておく必要があります。
クチコミの数が多い糖尿病薬のランキングはこちらです。
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | アルリスタSR | ダオニール | グリコ | ノボノーム | メトグルコ ジェネリック |
| 商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格 | 7,960円~ 1箱100錠 | 9,860円~ 1箱600錠 | 5,360円~ 1箱100錠 | 16,960円~ 1箱90錠 | 7,960円~ 1箱100錠 |
| 特徴 | キネダック錠のジェネリックとして高い人気を誇る | 価格面からも高い評価を得ている | インスリン分泌を促すグリミクロンのジェネリック | レパグリニド配合の高い人気のジェネリック | メトホルミンを配合したメトグルコのジェネリック |
クチコミの多さのランキングで栄えある1位となったのはアルリスタSRでした。
ジェネリックの中でも特にクチコミの数が多い結果となっています。
2位になったのはオイグルコンのジェネリックであるダオニールで13件の口コミを集めています。
3位以下もいずれも1件差という非常に近しい結果となっており、クチコミの数が多い商品はいずれも拮抗した人気となっています。
ここまで糖尿病の治療薬ランキングを紹介してきました。既にお伝えしているように、糖尿病の治療方法は治療薬を用いた投薬療法だけではなく、生活習慣の見直しが必須です。
そこで、ここからは実際に糖尿病の治療における生活習慣の見直しについて詳しく紹介してきます。
糖尿病を治療する場合、まずすべきことのひとつがこちらの食事療法です。
食事療法は味気のないメニューばかりで好きなものがまったく食べられない…。そうしたイメージを持つ方は多いでしょう。
もちろん、メニューなどに気を付ける部分は必要ではありますが、毎日のメニューにちょっとした工夫をするだけで十分な効果を得られる場合もあります。
また、時にはチートデイと呼ばれる好きに食事ができる日を作ったりすることが可能な場合もあります。
こうした工夫などで長く継続して行えるようにすることが大切です。
食事療法の基本となるのは栄養バランスが取れた食事を摂るということ。
エネルギーのもととなる炭水化物やたんぱく質、脂質などと共に、食物繊維やビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取できる食事が理想です。
主食と主菜に1品ずつ、副菜に2品というのが基本で、炭水化物とタンパク質、脂質のバランスは炭水化物が摂取エネルギーの4~6割、タンパク質が2割まで、脂質が2~3割となるような形がバランスのとれた食事となります。
摂取エネルギー中の三大栄養素の配分目安
| 栄養 | 摂取エネルギー中の割合 |
|---|---|
| 炭水化物 | 4~6割 |
| タンパク質 | 2割未満 |
| 脂質 | 2~3割 |
食事療法において食事のボリュームも非常に重要なポイントとなります。
腹八分目とよく言われるように、食事は満腹になるまで食べるのではなく、八分目で抑えるようにすることが健康に良いとされています。
実際に八分目に抑えることで摂取するカロリー量の低下にも繋がるため、糖尿病の食事療法においても重要なポイントといえます。
また、食事はよく噛んでユックリ食べるようにすることで、満腹中枢を刺激して八分目に抑えやすくなります。
濃い味付けの食事や脂っこい食事が好きな方は多いでしょう。
ですが、塩分が多い食事や脂質が多い食事は高血圧や脂質異常症を引き起こすリスクが高くなってしまいます。
特に高血圧の方は、1日の食塩摂取量を6g未満にすることが推奨されています。
これは糖尿病の方も同様であるため、目安を6gとして食事を組み立てることが大切です。
普通の食生活をしていると食塩6gはアッという間に超えてしまう基準となっているため、食事ごとの食塩量の目安などを把握しておくことも大切です。
糖尿病の食事療法においても食物繊維の摂取は非常に有効です。
食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と呼ばれる2種類に分類することができ、この中でも水溶性食物繊維は糖質やコレステロールの吸収を抑える作用があります。
糖質の吸収が抑えられることで、血糖値の上昇は緩やかになるため血糖の急上昇を防ぎコントロールが容易になります。
食物繊維の中でも水溶性食物繊維を豊富に含む食材には昆布やわかめ、大根やゴボウなどがあるため、積極的に摂取するようにしましょう。
糖尿病の食事療法では栄養バランスや食事量などに気を付ける必要があるため、できる限りそれらを自身でコントロールできるようにすることが大切です。
特に外食はそうしたコントロールできる部分がほとんどないため、食事療法をする場合はできる限り外食を控えるようにしましょう。
もちろん、完全にゼロにすることが難しい場合もあるので、外食する場合はチートデイを活用するようにすることがポイントです。
糖尿病の治療では食事療法と共に取り入れるべきなのが運動療法です。
スポーツなどが趣味で毎日身体を積極的に動かしているような場合は気にする必要はありませんが、日ごろデスクワークで運動も嫌いという場合には、積極的に運動を取り入れることが大切です。
適度な運動は糖質などのエネルギーの消費に役立ちますし、血糖値を下げる役割もあります。
もちろん、身体的な障害や問題などで運動が難しいという場合は無理する必要はありませんが、そうでない場合は積極的に取り入れるようにしましょう。
食事療法や運動療法を生活に取り入れてもなお、血糖値のコントロールが上手くいかず改善していかない場合には、血糖値を下げる作用を持つ薬などを用いた薬物療法が必要になります。
この薬物療法で用いられる治療薬は内服薬と注射の2種類であり、それぞれで薬の成分などが違っています。
そのため、糖尿病の種類や進行の度合いなどによって適した治療薬が変わるため、適切な治療薬を選択して治療を進めることが必要です。
糖尿病の薬物療法で用いられる内服薬にはさまざまな種類があります。
下記の表は薬物療法で用いられる治療薬の種類やその効果、代表的な商品を一覧にしたものです。
| 薬種別 | 効果 | 代表的な商品 |
|---|---|---|
| スルホニル尿素薬(SU薬) 速効型インスリン分泌促進薬 | インスリンの分泌を増やす | ノボノーム グリコ |
| ビグアナイド薬 チアゾリジン薬 | インスリンの働きを高める | マトフィンXR |
| メトグルコ・ジェネリック DPP-4阻害薬 | 一部のGLP-1受容体作動薬 食後のインスリンの分泌を増やす | ジャヌビア ガルバス |
| α-グルコシダーゼ阻害薬 | 糖の吸収を遅くする | ボグリヒールM ボグリボース |
| SGLT2阻害薬 | 腎臓で糖の吸収を抑え尿として排泄する | ダパリル ルセフィ錠 |
上記の表を見るとわかるように、糖尿病の薬物療法で用いられる治療薬はインスリンの分泌を増やしたり働きを高めたりといった、インスリンに影響して改善する治療薬と糖の吸収を抑えたり排出させるようなインスリン以外の部分に影響して改善する治療薬の2種類に分類することができます。
それぞれに違った特徴などがあるため、自身に合うものを適切に選び利用することが重要です。
糖尿病の薬物療法で用いられる注射には、内服薬にもあるようなインスリンの分泌を増やすことで血糖を抑えるものと注射でインスリンそのものを投与することで血糖を下げるものがあります。
1型糖尿病の様なインスリンの分泌そのものがなくなってしまう糖尿病の場合は、インスリンそのものの投与が必要になります。
このインスリンを直接投与する注射にもさまざまな種類があり、種類ごとに効果があらわれるまでの時間や効果が持続する時間などが違っているため、自身に合ったものを選ぶ必要があります。
下記の表は注射の分類ごとの効果発現時間や効果持続時間の一覧表になります。
| 分類 | 効果発現時間 | 効果持続時間 |
|---|---|---|
| 超速効型 | 10~20分 | 3~5時間 |
| 速効型 | 30~60分 | 5~8時間 |
| 混合型 | 10~60分 | 18~24時間 |
| 配合溶解 | 10~20分 | 42時間~ |
| 中間型 | 60~180分 | 18~24時間 |
| 時効型溶解 | 60~120分 | 24~42時間 |
上記を参考に自身に適した注射を選択するようにしましょう。
ここまで、糖尿病の治療法や糖尿病に用いられる治療薬について紹介してきました。
では、そもそも糖尿病という診断基準は一体どこにあるのでしょうか?
ここからは、糖尿病として診断される診断基準について詳しく紹介してきたいと思います。
診断基準を把握しておくことで、定期的な健康診断などの結果の見方も変わってきたりするので、是非覚えておくようにしましょう。
糖尿病の診断を行う場合に実施される検査として血糖値検査があります。
これは検査名を見るとわかるように血液中の血糖値の値を調べる検査で、この血糖値検査の結果、調べた血糖値の値によって、正常であるのか糖尿病なのか、糖尿病予備軍であるのかなどを診断します。
下記の表が空腹時と食後の血糖値ごとの診断基準になります。
| 空腹時の数字 | 食後の数字 | |
|---|---|---|
| 正常 | 100mg/dl未満 | 140mg/dl未満 |
| 正常高値血糖 | 100-109mg/dl | |
| 予備軍 | 110-125mg/dl | 140-199mg/dl |
| 糖尿病 | 126mg/dl以上 | 200mg/dl以上 |
空腹時血糖値が100mg/dl未満であれば正常値で、そこから血糖値が高くなれば正常高値血糖や糖尿病予備軍と診断され、空腹時の血糖値が126mg/dl以上となれば糖尿病という診断がされます。
糖尿病の検査には血糖値検査のほかにHbA1c検査と呼ばれる検査が用いられることもあります。
HbA1cはヘモグロビンA1cの略称であり、血液を流れる赤血球中のヘモグロビンとブドウ糖が結合した割合を示すもので、血糖値が低い状態が続けばHbA1cの値は下がり、血糖値が高い状態が続くとHbA1cの値は上がります。
HbA1cの値による判断と共に、血糖値検査の結果などを合わせて糖尿病であるのかどうかの判断を行います。
HbA1cの値と診断基準は下記の通り。
| HbA1cの数字 | |
|---|---|
| 正常 | 5.6% 未満 |
| 予備軍 | 5.6-6.4 % |
| 糖尿病 | 6.5 %以上 |
アルブミン検査が糖尿病の発見に役立つ場合もあります。
こちらのアルブミン検査は採取した尿中からアルブミンを検出する検査で、尿中からアルブミンが検出された場合は糖尿病の合併症である糖尿病性腎症を発症している可能性があります。
そのため、こちらのアルブミン検査で糖尿病性腎症が発覚している場合は、糖尿病が進行してしまっているということでもあるため、特に注意が必要です。
日を変えてアルブミン検査を3回行い、2回以上アルブミンが検出されると糖尿病性腎症と診断されます。
| アルブミンの数字 | |
|---|---|
| 正常 | 30 mg/gCr 未満 |
| 早期腎症 | 30-299 mg/gCr |
| 顕性腎症 | 300 mg/gCr %以上 |
A1自己判断で食事療法や運動療法を減らしたり止めたりすることは厳禁です。
お薬によって血糖値は下がり改善しているように思えますが、治療を止めてしまうともとの血糖値に戻ってしまいます。
A21型糖尿病の方は一生と考えた方が良いです。
2型糖尿病の方は治療の過程でインスリンの分泌がされるようになれば注射は不要になる可能性があります。
A4一部の美容クリニックなどでダイエットに有効と謳っていることがあり、実際にダイエットをサポートする効果を否定することはできません。
しかし、糖尿病のお薬はダイエットを目的に作られたものではなく、本来の目的と異なる使用は推奨できません。
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話題にもなった糖尿病の薬でのダイエットって大丈夫!?詳しく紹介していきます。
A5飲み忘れた場合であっても1度に2回分を服用しないでください。
副作用が強く現れるおそれがあり、特にメリットはありません。
飲み忘れに気が付いたとき、普段の服用時間からそれほど経っていないのであれば1回分を服用してください。
次の服用時間が近い場合は服用せず、時間がくれば普段通り1回分を服用してください。
A6決められた時間に決められた量をしっかりと服用してください。
お酒はお薬の成分吸収を妨げることや血糖値を上げてしまうおそれがあるため、断酒することが推奨されています。

長年これで血糖値をコントロールしていますが、いつまでも効果が高く、効き目が落ちたことがありません。
副作用もほとんど気にならないので、安心して長く使えます。食事療法や運動療法も続け、糖尿病をしっかりコントロールしていきたいです。
飲んだあと、ひどい目眩がする。血糖値が下がってるから?
血糖値自体はこれのおかげで正常値を維持できてるけど、目眩がとにかくしんどいから続けにくい。違う治療薬も試してみようかな・・・。

いろいろ試しましたが、今のところクターンが一番便利かもしれません。
前の治療薬では頻尿になったり、膀胱炎になったりしていました。
しかし、使っていたのは有名な糖尿病の薬だったので、この程度の副作用は仕方ないと思い込んでいました。
クターンに替えてから頻尿が治まり、一気に過ごしやすくなりました。肝心の血糖値の方も、注意されたことがないので大丈夫だと思います。
血糖値を下げないと糖尿病になってしまう可能性があると、医者に言われてしまいこの薬を飲むようにしているんですが、まるで効果が無いように思えます。
最初の間は飲み続けるのが大事と思って続けるようにしていたんですが、これでは飲んでいてもまるで意味が無いように思えてきます。
また、値段もそこそこ高いので、このまま続けていくのもどうかなと思っています。

メトグルコのかわりに飲んでみてます。
飲んだあと、たまにお腹が痛くなりますが、常にそうなるわけではないのが不思議です。
あんまり体に合っていないのかもしれませんが、メトグルコと大体同じような感じで使えているので、このまま続けようかなと考えてます。
人によって効く効かないがはっきりしてる薬なのか?ネットでは効果あったって声も聞くけど、俺が飲んだときはあまり効いてなかった気がする。
個人差がはっきり出るのか?値段が安いのは便利だけど、続けるのは無しだわ。