ルポラル

【テガフール・ウラシル通常療法の場合】
1日2～3回に分けて、1日量としてテガフール300～600mg相当量を水やぬるま湯と一緒に服用します。
子宮頸がんについては、通常1日2～3回に分けて1日量としてテガフール600mg相当量を同様に水やぬるま湯で服用してください。
他の抗悪性腫瘍薬との併用の場合は、上記に準じて服用します。

【ホリナート・テガフール・ウラシル療法の場合】
結腸・直腸がんに対して、通常1日3回に分けて、1日量としてテガフール300～600mg相当量を約8時間ごとに水やぬるま湯と一緒に服用します。
このとき、食後の前後1時間を避けて服用するようにしてください。
ホリナートの服用量は、通常ホリナートとして75mgを1日3回に分けて、約8時間ごとにテガフール・ウラシル配合剤と同時に水やぬるま湯で服用します。
以上を28日間連日服用し、その後7日間休薬し、これを1クールとして繰り返してください。

妊娠中あるいは妊娠している可能性がある方、配合されている有効成分に対する過敏症の既往歴がある方は服用を禁止されています。
重篤な骨髄抑制がある方、重篤な下痢の症状がある方、重篤な感染症を合併している方も同様に服用を禁止されています。
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を服用中および服用中止後7日以内にある方も服用することができませんので、ご注意ください。

ルポラルはテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤との併用は禁止されています。
併用することにより、早期に重篤な血液障害や下痢、口内炎等の消化管障害等が発現するおそれがあり、大変危険です。
また、フェニトインやワルファリンカリウム、トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤、他の抗悪性腫瘍薬や放射線照射との併用にも注意が必要で、これらの医薬品や治療法との併用によって何らかの相互作用が引き起こされる可能性があります。
他にも併用が禁止されている医薬品や併用に注意が必要な医薬品が存在している可能性があるため、すでに何らかの医薬品を服用中の方や新たに他の医薬品を服用することになった方は、事前にかかりつけの医師へご相談ください。

※用法・用量、注意点、副作用などに関しては一般的な薬剤情報を訳したものです。服用・使用前は医師などの専門家に相談した上で必ず用法用量に従って頂ますようお願い致します。
また、服用や使用に関しては全て自己責任となりココロ薬局では一切の責任を負いかねます。

吐き気や嘔吐、下痢、口内炎などの症状が副作用として報告されています。
他にも、倦怠感や色素沈着、発疹、頭痛などの症状があらわれることもあります。
重篤な副作用としては、骨髄抑制や溶血性貧血等の血液障害、肝硬変、脱水症状、重篤な腸炎、狭心症や心筋梗塞、不整脈といった循環器症状が報告されています。
服用後、他に副作用と思われる何らかの症状を感じた場合は、速やかにかかりつけの医師の診察を受けてください。